See the Elephant

1992生まれのプログラマが書くエンジニアブログ

人に嫌われるのが怖い? 僕は好きな人に嫌われる方が怖いよ

はせおやさいさんのコラムを読んで共感があったので書こう.

hase0831.hatenablog.jp

相手と自分が対等な関係を保てているときにのみ、その献身は発揮されるべきである

相手と自分が対等な関係を保てているときにのみ、その献身は発揮されるべきである

この一文は強烈だな. どれだけ尽くそうと思いやろうと相手と自分の比重が対等でないと無視されてしまう.

自分を大切にしてくれない人は, 自分が発信したプラスなエネルギーを受け取ってはくれない. 対して, 大切にしてくれている人は些細なことであってもキャッチして気にかけてくれる.

誰にでも優しくするのではない. 自分が大切にしたい人, 自分を大切にしてくれる人にこそ, そのエネルギーを注ぐべきなのだ.

愚痴という負のコミュニケーション

女友達との友情の破綻は「自分が相手の痰壺になった」と感じるときに来ることが多い
お互いの辛みや汚い感情を吐き出しあって開陳を親愛や友情の証と捉える人が一定数いる

これも共感できることが多い. 自分もそうだが, 心を許していくと人に普段見せないマイナスの感情を許していく.

そして次第にそのエネルギーに引きずりこまれ, 愚痴ばかりを言う関係性になっていく.

最近僕は飲み会にあまり顔を出さないようにしているが, どうしても人間が集まり酒を飲み始めると愚痴が始まる.

そんなことに自分の人生を使いたくない.

愚痴が生むものは愚痴である. 他者から渡された愚痴が形を変えて自分の口からそのまま愚痴となって出ていく. 負のコミュニケーションが伝搬していく.

だけど, それをうまく吐き出すことができない人も一定数いる.

愚痴を言われてもその後にすぐに忘れてしまう人もいるだろうし, そうでない人もいる.

その事実を知った上で相手を選んでいるだろうか?

そもそも愚痴をいわずに済む方法はないのだろうか?

コミュニケーションにおいて, どうしても相手に負の感情を生んでしまうような場面はある.

その場合に, 影から伝わるのか, 正面切って本人に言うかで全然結果が変わる.

正面切って言った, 言われたとて変わるかどうかは本人次第, 自分次第なのでやはり結論は「言う」に限る.

嫌われることも2:6:2の法則

2:6:2の法則と言うものがある.

zuuonline.com

2:6:2の法則とは「働きアリの法則」とも呼ばれ、組織内において「上から2割の者が全体の数字の大部分を担っており、6割は普通、下の2割はあまり働かない」というふうに言われる。

これは対人関係においてもそうだと思う.

上から2割の者があなたが何をやっても好きでいてくれる人、6割は関心がない or あまり接点がない、下の2割は勝手に嫌ってくる人

そう思えばどうやったって2割の人に嫌われてしまうのである.

考えてみればそりゃそうだ. 学校の教室でもすごく仲が良くなる人もいれば, 1年間一緒に過ごしたにもかかわらず全く話したことがない人, なぜか馬が合わない人と分布する.

下の2割の人のことを考えるのではなく, あなたが好きな2割の人のためにあなたの人生を使ってほしいのだ.

好きな人のために生きること, それは自分も入る

あなたが好きな人は誰だろう. 色々思いつくと思うが, まずは自分を好きになってみてはどうだろうか.

愚痴ばかりのくだらない何も生まない飲み会をやめて, 本を読んだり, 好きな人とメッセージをやりとりしたり, 動画を見たり. そんな時間の過ごし方の方がよっぽど素敵である.

あなたの時間, つまりあなたの人生は自分のためにあるのである.

あなたの自己肯定感を下げるような人のためにあなたの脳を, 思考を, 時間を使うのはあまりに勿体無い.

あなたはあなた自身やあなたを大切に扱ってくれる人のためにあなたの献身を捧げるのだ.

それでいい, それくらい勝手なくらいが良い.

勝手に不幸せだと, 嫌いだと評価を下す人間に糞食らえと心の中で呟いて生きて行けば, あなたの世界は守られる.