See the Elephant

1992生まれのプログラマが書くエンジニアブログ

技大祭を終えて2 情報局長として

情報局長としての始まり

局長になったきっかけは昨年の技大祭2日目. 前部門長と発足のきっかけとなったドクター先輩と3人で話をして, 僕が局長に選ばれた. 同期に非常に優秀で人柄が良い人間がいたので, そちらになるだろうとタカをくくっていたのでかなり驚いた記憶がある.

不安はかなり大きかったが, やってみたいと思えたし, 勉強になると思ったので引き受けた.

個人としての挑戦

僕はこの1年で結構な数の挑戦をしていると思う. 自分で言うのもなんだけど. そして, 1年前は途方もなく無知だった.

僕個人として挑戦を書いてみよう.

  • ほぼ初めてのWebアプリ作成
  • 初めてのチーム開発
  • 開発リーダ 兼 プログラマ
  • 初めてのHP作成
  • ネットワーク素人
  • 意思決定組織への初参加
  • 就活との並列

つまり局長になった時は, 情報局長に求められることの9割について僕は何の知識もなかった

高専情報科出身で情報専攻の修士1年のくせにIPアドレスがなにか正確に説明はできなかったし, 市販のルータもまともに設定できない人間だった.
Webアプリの前に, ホームページと何が違うの? サーバクライアントってなに? データベースてつまるとこなに?チーム開発とかどうやんの?ってレベルであった.

こう文字に起こすと強く思うが, ドクターの先輩や前部門長がなぜ僕を選んだのかわからない笑

今は, それなりに人に教えてそれなりに求められたものを作っていられるので, 1年で幾分かの成長はしたのだろう.
とりあえず, 1年前の9月はそんな感じのスタートであった(苦笑)

就活との兼ね合い

僕はM2なので局長期間中に就活があった. 大体11月末~4月末が僕の就活時期だった. 幸い僕が希望するWeb業界は3~4月がシューカツのピーク期だったためかなり早く内定がもらえ, 選定の時間も多く取れた. つまり, 一般的な人(6月start)よりは早く日常にシフトできた.
9,10月はアプリの仕様会議をして一旦活動を休止. 大体11月末あたりから就活を始めて, 初めての内定は3/1だった. そこで一度安堵したあと, 3月半ばあたりから情報局の仕事を本格的に始めたと記憶している.

内定先を決めた4月末までは就活をしながらプログラムを書いていた記憶がある. 面接の前に先輩に質問したり, 新宿のカプセルホテル, 渋谷のカフェでコード書いた日々が懐かしい. たった半年前とは思えない. この頃は楽しくコード書いてた記憶があるので, いい現実逃避のツールだったのかもしれない笑
とはいえ, 作るべき機能があったり, 面接で話す材料としてのネタとして必死にやってたと思う(うる覚え).

情報局長としての挑戦

個人としての話は上記の通りだが, 情報局長としての挑戦も書いておこう.
余談だが立場が変われば, 挑戦の範囲も変わると知れたのも学びの1つだった.

  • 局として初のチーム開発
  • 参加団体アプリとホームページの同時運営

箇条書きだと2つしかないのか. 意外と少ない.
個人的にはこの2つがとても大変だった.

局として初のチーム開発 と リーダとしての失敗

あくまでも僕の主観でしかないので, 僕から見たチーム開発について書いてみようと思う.

これまでの情報部門は参加団体アプリ, HPともに1人が1つのプロダクトを担当, 管理していた. つまりモノはあっても, ノウハウが完全に個人に蓄積している状態だった.
そのため, 僕自身としても局としてもチーム開発のノウハウが全くない状態からのスタートであった.

<プログラマ ≠ チームリーダ>

はじめはチームとして動くどころか, 既存アプリの主旨すらよくわからなかった.
とりあえず, 創設開発者であるドクターの先輩からアプリの主旨を教えてもらいながらひたすら「総務局」に求められたコード書き続けた記憶がある. 3~4月のこと.

正直この頃が一番きつかったが, 目に見えてモノができる楽しさにのめり込んでいった記憶がある. ひたすらプログラミングが楽しかった.

この頃に読んでいた本を書いておこう

  • GitHub実践入門
  • マンガで分かるデータベース
  • ゼロから始めるデータベース操作
  • マスタリングTCP/IP
  • リーダブルコード

こう見るとWebの本ほぼ読んでないな(汗)

アプリで使用しているRailsに関しては, とりあえず基礎を抑えてから アプリのコードを見てひたすらリファレンスを引いて読んだ記憶がある.

でもこれは, 「1人のプログラマ」としての役割でしかない.

「チームリーダ」として動くためには「アプリ全体の理解, タスクの分解, タスクの難易度設定, タスクの優先度設定, タスクの分散, チームメンバの理解度/能力把握/教育」とやることがいっぱいある.

小難しいので言い換えると「コードを書く」のがプログラマであり, そうではなく「他人がコードを書くために何が大事でそれを誰にどう頼むか考える」のがチームリーダの役目である.

つまりチームリーダは, 「1人のプログラマ」として動けることは大前提として, 「ふさわしい人間を選ぶ」ことも必要だし, 不足する能力があるのであれば適宜教育も必要だということである.

こうやって書くと仕事だよね, これw

というわけで, 4~6月は第1,2回参加団体説明会までに作らないといけない機能の実装とともに, githubの使い方とかチケット駆動開発のやり方, 局内でのRails勉強会に時間を割いた記憶がある.

7,8,9月は研究と内定先のタスクで色々カオスで記憶が薄い笑
とはいえ, 勉強はしていた. 勉強になった本を書いておこう.

僕の代は優秀な人間が3人いたので, かなり甘えていた部分がある. 僕があやふやな仕様書いて, 僕が求める形で機能が実装されて返ってきていたのだから, もう感謝しかない.

<チームビルディングの心がけと失敗>

やってみないとわからないもので, チーム開発は以下の4点を守れば僕の場合うまくいっていた.

  1. 総務局が求める仕様をかなり詳細に聞く. 言い漏らし, 確認し忘れは事故の元. わからないことは速攻で確認する.
  2. 詳細な仕様を書く. 言葉に揺らぎを持たせない. できるだけ視覚化する. 目的と背景を伝える.
  3. 仲間を信じる. 感謝と尊敬を忘れない. 出来で判断せず, やったかやってないかだけを評価する. 仲間ができないときは自分も考える. タスクごとに責任者を決める.
  4. 情報局の全ての仕事は自分のタスクだと思う. そして, 人にタスクを譲るのではなく, 自分のタスクを「時間をもらってやってもらっている」と考える. 常に仲間に感謝を忘れない.

詳しくはチームギークに譲る. 超良書なのでエンジニアは特に読むことをお勧めする.

心がけてはいたが, 完璧ではないと思うこともいっぱいある.

なんでレビュー書いてくれないんだ!, とか, もっとレスポンスくれ!って思ったことは何度もあった. 逆に, 「この子にはまだ早いかな…」とか「自分でやったほうが早い!」と自分で実装しちゃったりもした.

1, 2 はとにかく誠実に相手が欲しい機能を聞くことが大事である. 相手が欲しいものは非常にあやふやなので, ひたすら具体化, 視覚化を繰り返して一旦の着地をさせる.
作ってみたら意外とうまく作れていたり, 全然意図した方向じゃなかったりと様々ある.
失敗するときは大体, 仕様策定時点でうまく意図が共有できていない時だった. しつこいくらい担当者に聞くことが大事.

3,4の仲間を信じるっていうのは, 「信頼の置ける仲間に仕事を任せる」ということではない. それは単純に彼らに「期待」しているだけで, 「信頼」しているわけではない.

仲間を信じるというのは「仲間の失敗も許容して仕事を投げ続けること」である.

失敗しても最後はできる, と信じ続けることが「仲間を信じる」ということだと学んだ.
だから, できないからといって仕事を取るのは冒涜になる(case by caseだけど).

技大祭が終わるまで僕の仕事は「局員の仕事を選ぶこと」だと思っていたけど, 本当の仕事は「できるかできないかは別として, 局員に仕事を振り続けること」であると気付いた.

できるかできないかなんて, 所詮「サークル」なので2の次で良い. 問題はやってくれたかどうかである.

何かの価値を感じてサークルに来てくれている, わざわざ自分の時間を割いて僕の元で動いてくれる仲間にそれ以上何を求めるものはなかった.
逆に彼らに価値を提供することがずっと課題だった.

「仕事を振る」というのは「チャンスを与える」のと同じ意味だと思う. 仕事を振らないのは彼らに対する冒涜だった. 本当に反省している.

僕の使命は, 「自分が実装すること」ではなく, 「彼らが実装できなかった部分だけをひろうこと」であったと今更になって気付いた.

参加団体アプリとホームページの同時運営 と 面白い違い

僕自身, ホームページ作成が初めてだったので初めはちょっと放置気味だった(白目) あと, 上記したがアプリとHPが同時に動いた過去はないので, どっちも動かすことは初めての経験であったようだ.
どちらも, どのようなタイムスケジュールで動くのか知らなかったので結構その場しのぎでやっていた記憶がある.

放置とはいえ, HPを実際に触ってみるとword pressが優秀(笑)でマウスで大体の操作ができて, やりたいことはpluginで大体なんとかなる, という感じだったので1日で基本動作は理解できた.

本音をいうと僕自身は, アプリ開発, チーム運営に注力したかった.
なので, 執行部経験者の後輩を責任者として1人, 実装担当として新入生1人いれて, ほぼ丸投げしていた.
僕はHPの仕様とイメージを決めて, 特に指導もせず「こんな感じでつくって〜」とチャットを飛ばすだけであった.
逆に, アプリの方の後輩は勉強会を開き自分なりに丁寧に教えて, とはいえ仕事を後輩に任せずにいる自分を自分で嫌っていたりした.

どちらが最終的に伸びたかというと, HP担当の後輩であった.
チームギークにもあるが, 「最も効率良く仲間のやる気を無くさせる方法は, 彼らを子供扱いすることだ」ということを身にしみて体感した.

繰り返すが, 僕は彼らを信じきることができず, 彼らのやりたかったことを潰してしまっていた. 本当に申し訳なく思っている.

局長としての最大の失敗は, 「後輩を信じきらなかったこと」で間違いない.

3に続く

技大祭を終えて 1

技大祭を終えて

9/17, 9/18に行われた技大祭.

僕は1年間技大祭を運営する立場として過ごした.
結構面白かったし, 得たものも多かったように思う.
これを機にこの1年間のまとめでも書いてみよう.
結構長くなりそう.

技大祭とは

そもそも技大祭とは, 僕の大学の大学祭である.
僕は学祭を運営する技大祭実行委員会に所属している.
以下この委員会を技大祭と呼ぶことにする. 人数はだいたい50~70人くらいだったはずである.
名簿に書いてある人間は多分そのくらい(人数に興味がないのでここは適当).

技大祭における僕の立ち位置

僕は, 技大祭の中で「情報局」という局の長をこの1年担当していた.
この局はかなりざっくり言うと「コンピュータ」的なことを担当する局である. ここについては後述する.

そして, 技大祭では「局長」位にいる人間は自動的に全体の意思決定を行う「執行部」に所属することになる.
なので, 僕はここ1年「局長」, 「意思決定組織の1員」として2つの顔を持って活動していた.

情報局の立ち位置

局レベルで担当していたことは主に3つ.

  • 学祭に参加してくれる団体の情報を集めるWebサイトの実装
  • 技大祭のHP管理
  • 部室の電子機器, ネットワーク管理

学祭に参加してくれる団体の情報を集めるWebサイトの実装

大学祭に参加してくれる団体は出店や展示, 演舞をやってくれる団体のことを指している.
その大体はサークルか研究室であるが, 地域の方が出てくれたりもする.
この団体を管理しているのは「総務局」という他の部門が担当している.
では情報局が何をしているかというと, 参加団体の情報を入力しイイカンジに管理できるWebサイトを作ることである.
情報局ができる前にドクターの先輩が一人で作ったアプリを今年から「局」としてチームで管理することになった. 僕が主に力を入れてやっていたのはこれだった.

技大祭のHP管理
もうこれはそのまま. 技大祭の情報を掲載するホームページの管理をしている.
一昨年の情報部門長が作ったHPにコテ入れしてリニューアルした, という感じだった.

昨年度は, HPやSNSの更新が甘く学内でさえも十分に情報が公開されていなかったようだ.
僕の大好きな福山雅治も言っていたが, 「告知をしなければいくらファンでも来てくれない」.
これは真理だと思う. いつ何をやるかわからないイベントに来る/来れる人はいないだろう.

ということで, 今年度は出来る限り決定事項や企画, パンフについて情報を掲載していた.
基本的には後輩に丸投げで指図をする立場だった.

部室の電子機器, ネットワーク管理
部室の電子機器やネットワークの調子がおかしいときに直す役割, あと当日のネットワークを移動させる役割を担っている.
ネットワークの勉強が楽しいと気づけたきっかけの1つだった.

執行部としての立ち位置

技大祭は7局から構成されている. つまり7人局長がいる. そして, それらは「外部団体交渉」, 「広告, 企業協賛」, 「会場, 団体管理」, 「財務」, 「装飾作成」, 「企画構成」, 「情報管理」のように役割ごとに分割されている.

この中で情報局の比重は非常に軽い. 36年続く技大祭の中で, 新設4年目(実質3年)ということもあるが任せられている仕事がかなり少ない. そして, その重要性も他局に比べ低い.
昨年は情報部門だったが, 今年から局位を頂いて1局として活動させていただいていた.

なので, 僕がついた当初は立場的にはかなり弱い立場にあった.
つまり, 局長である僕の立場もそれなりに低いはずだった.

2に続く

tmux & vim で <C-h>にキーバインドする

iTerm2 v3 & vimで<C-h>にマッピングできない時 - 1++の続き.

上記でやった方法では,

  • tmuxでは<C-h>がキーマップできず,
  • vimでは<C-h>がキーマップできる.

という問題が起きた.

僕はtmuxとvimをシームレスに行き来するプラグイン(vim-tmux-navigator)を使っているため,
どちらでもキーマップできることが必須になる.

そこで, tmux側で<C-h>をエスケープすることでtmuxとvimを共存させた.

一般的には以下の設定を行うとtmuxでエスケープできる.
参考サイト

// .tmux.conf
bind-key -n C-h send-keys Escape "[104;5u"

これを応用して, キーマップを行った.

is_vim='echo "#{pane_current_command}" | grep -iqE "(^|\/)g?(view|n?vim?)(diff)?$"'
bind -n C-h  if-shell "$is_vim" "send-keys  Escape '[104;5u'"  "select-pane -L"

iTerm2 v3 & NeoVimで<C-h>にマッピングできない時

環境

 * Mac book air 2013 el capitan
 * iTerm2 build 3.0.7
 * NeoVim 0.1.4

iTerm2 v3にアップグレードした後, vim<C-h>マッピングできなかった.

ここを参考にした.
http://www.geoffcorey.com/2015/10/iterm2-c-h-key-fixed-for-vim-and-neovim/

// in iTerm2
Edit -> Preferences -> Keys
Press +
Press Ctrl+h as Keyboard Shortcut
Choose Send Escape Sequence as Action
Type [104;5u for Esc+

理由はiTerm2.
iTerm2側で<C-h>をエスケープしないと, Vim側では<BS>とみなされるらしい.

Tips

:verbose nmap <C-h>でキーマップしている設定ファイルのパスが表示されるので,
意図するマッピングが行えているか視覚的に確認できる. 便利.

1を足す

就職活動中に書いた「自己分析という...強みを言語化することは大切だと思う」から5ヶ月も経っていてとても驚いている. この5ヶ月は自分にとって大きな変化があった月日だった. 就職先はベンチャー企業に決めた. それは5/11のこと. そのあと, 2年以上付き合った彼女とはきっぱり別れた. そのあと, 自分の好きな物, 本当に必要なもの以外は全て捨てた. 1度生まれ変わるつもりで自分を見つめ直した. 心の底から大学4年, 修士1年で沈み込んでいた自分を再構築したかった.

就職先はVOYAGE GROUPに決めた. 常にスピードと結果を求められる環境にいたい, チームでものづくりを成し遂げたい, 時代の先端に近づいていたい. そんな思いを胸に入社を決めた. NTTの看板を持つ子会社を蹴り, ベンチャー起業に入る. 選択の正否は自分自身でもわからないし, それは僕自身の今後の選択による.

今は, VOYAGE GROUPの夏インターン「Treasure」にTAとして参加している. インターン生のレベルは高く, 自分では教えられない知らない部分が多い. WEBの仕組み, DBの設計, セキュリティ, UIの設計と実装, コーディング, チームビルディング. 知らないことがあまりにも多い. 自分が勉強し少しだけ自信を持っていたものは人にとって当たり前の知識であることが日々分かる. そして, インターン生は自分が知らない知識を共有しあってさらに差がついていく. 同期もインターン生もレベルが高く, 彼らに価値を提供できていない自分は大丈夫なのだろうか. 職業プログラマとしてやっていけるのだろうか. 日々不安は尽きない.

だけど, そこに落ち込む必要もないのだろう. 僕が尊敬する方々の言葉を借りる.

  • 堀江貴文氏 : 「まずは掛け算でなく足し算をする. みんな最初から掛け算を考える. そうではなく, 地道に1ずつ足していく. 0に何を掛けても変わらない. 足して数が大きくなってから掛け算をすればいい」
  • 鈴木健太氏 : 「職業プログラマとして仕事を始めてから4年ほど経って、習慣にしていることがある。それは平常であり続けて、毎日少しずつ歩を進めることだ。」
  • 鈴木一朗氏 : 「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」

この5ヶ月間, Rails, Go, Webの勉強, チームビルド, 研究, 掃除におしゃれと1日1日を着実に変化させている. コードはほぼ必ず毎日書く. 最新のニュースを必ず読む. 周りの人間に感謝し価値を出す. 毎日継続することで見えないものが見えてくる. 感じ取れるものが増えていく. 自分ごととして捉えられる.

現状の自分の能力ではきっと足りていない. 誰の足元にも及ばない. だけど, 1日1日自分の限界を少しでもいいから越える. それで少しずつ強くなる. 間違っていない. 自信を持っていこう.

「自己分析という...強みを言語化することは大切だと思う」を読んで思ったことをツラツラと

昨年7月からお世話になっている株式会社Basicの人事

新田さんのブログを読んで思うことがあったのでこの記事を書こうと思います.

その前に, 僕の就活状況を話しておきます.


修士1年生

2015年

  • 学内就職イベント(サポーターズ)のイベントでBasic新田さんと出会う

  • Basicさんで2daysインターン

2016年

  • 年明け, ひとまず就活セミナーに参加する

  • ベンチャー7社にエントリー

  • 1月に2社からお祈りメール(落選)

  • 3/28現在, 3社から内定をもらう.

  • まだ2社は選考中

  • 飽きずにエントリー出してる

現在も就活続行中


就活をやっていると出くわす強敵3ワード.

  • 「自己分析」大事ですよ !!
  • 「あなたの強みはなんですか?」
  • 「3~5年後の目標はなんですか?」

「自己分析」大事ですよ!

既に就職している先輩, 友達, セミナーの講師に話を聞くと皆が口をそろえて言います.

またか... と思いつつ、とはいえ、ひとまず一応話は聞いてみるんですよね.

そして家に帰ってきて落ち着いてから

「自己分析」って結局なんなの???ワカラン(●`ε´●)

ってなるのが大抵の場合オチです.

そして, googleに「自己分析 やり方」みたいなqueryを投げるんですよね(笑)

僕もやりましたが...自動判断でわかったら苦労しないです...


自己分析のやり方は誰も教えてくれない

上記のような状況は当然だと思うんですよね.
これまでの人生で自分を分析したことなんてないし, そもそも誰も分析のやり方を教えてくれないんだもん.

そもそも僕らが知りたいのは「大事かどうか」じゃなくて
「どうやってやるの」なんですよね...

じゃどうすんのよ(´・ω・`)

ってことに答えてくれる記事が以下の記事.

自己分析という言葉がいいかどうかはさておき、強みを言語化することは大切だと思う [Basic 人事HR]

僕がこの4ヶ月強の就職活動で感じたこととが そのまま言語化されていたので, ホントに頷きながら読んでいました(笑)

「自分の強み」とは「自分の好きなこと」である

この記事で僕が特に共感した部分はここ.

 1. 強みとは、「経験」から生まれる
 2. 強みとは、「好きなこと」から生まれる
 3. 強みとは、「得意なこと」から生まれる

ブログのタイトルを借りて当てはめてみると

 1. 「経験」を言語化することは大切だと思う
 2. 「好きなこと」を言語化することは大切だと思う
 3. 「得意なこと」を言語化することは大切だと思う

つまり, 自分の強みを知るためには

自分の好きなこと/経験をトコトン言語化する

ことが一番近道なんですよ.

実際, 僕は面接中に自分の趣味のことばっかり話しています.
「太鼓(獅子舞), ヘッドホン, ウィスキー, Webアプリ(サークル), 言語処理, 時々彼女」みたいな感じ.

でも, 自分でもそれでいいと思ってるんですよね.


自分が好きなことを"面白そうに"語れる奴は強い

人間20年近く生きていれば1つや2つ長く続けていることがあると思います.

そして, 面接の時に扱う「好きなこと」は正直なんでもいいのかなと思います.

例え社会的にあまり印象の良くないパチンコだってゲームだって話し方次第ではその人の「強み」になると思うんです.

もし仮に, 僕の趣味がゲームしかないのであれば記事末尾のようにESを書くでしょう.

たかがゲームの話でも, 以下のように「強み」が取り出せますよね.

 - 他人と同じ環境下で自身の力を試し, 試行錯誤で育てる力
 - 勝つために様々な方法で取り組む力(ビデオ撮影, チーム共有)
 - 1人ではなくチームで成果を出すことに喜びを得ること

上記は例ですが,
本面接では太鼓のことを中心に話していました.

 - 地元の祭りで2日間計20時間近く太鼓を叩く
 - 手も体もぼろぼろになる(握力がなくなる)
   - バチと手をバンテージで繋げて握力がバチが飛ばないようにする
 - 例え痛くとも太鼓は1人しか演奏しないので絶対にミスできない
 - お金も交通費しか支給されない
 - だけど毎年必ず参加する

それはその環境が楽しいから痛みは関係ない. ひとえに楽しい. 

一度自分の好きなことを文章に起こすことで, 自分のやってきた取り組みが見えるようになるんですよね.

 - 「好きなことを言語化すること」で「好きな理由」が見えてくる
 - 「好きな理由」が見えることで「取り組み」が見えてくる
 - 「取り組み」が見えることで「取り組んだ姿勢」が見えてくる
 - 「取り組んだ姿勢」が「その人固有の強み」になる 

企業の方々はこういった「取り組んだ姿勢」を見るために, 僕にサークルや趣味, 研究内容を質問してくるのだと思います.

その姿勢から以下の2つを見ているのでしょう.

  • 「僕がどのような思想/過程で形成されてきたか」
  • 「僕が何を大切にしているか」

僕の場合は, 痛くても辛くても楽しい環境の方が大切です.

上記のように考えてからは, 僕は自分が好きなこと, やってきたことを堂々と話して堂々とオチてきました笑

「僕が大切にしていること」と「会社が大切にしていること」に相違がある場合は話に興味を持ってくれません. それは面接中でも面接官の態度から顕著にわかります.

僕の好きなことを話して, 興味を持ってくれない企業は僕には多分合っていないでしょう. 逆に自分が好きなことを話して内定をくれた企業は,「僕の生き様」を認めてくれたんだなーと思っています.

とはいえ, 誰にも理解/共感してもらえないと意味が無いです!!!

結論ファースト, かつ, 面白く!! 

上記を守って書く/話すことは大切です(ゲームの例は正直面白くないですねorz).

やはり,

自分の趣味を語れる = 自分の強みを言語化できている = 自分の強みを理解している

と言えるのかな, と思います.


「3~5年後の目標はなんですか?」

これもまた難しい問題ですよね.
生きる目標があまり無い僕にとっては辛い質問です....

とはいえ, 何も考えてないわけではないし,幸せになりたいと思って生きています.

やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話

新田さんブログから参照...

僕も典型的な価値観型で, 基本的には 「なんか最近オレが思う幸せと現実が違う」って気づくと燃えるタイプ. 理想と現実の差分が熱量に変わるタイプの人間です.

ってことは, 自分の「理想の幸せ」を定義すれば, 自ずと理想と現実の差分「課題」が出てくる. それをクリアするための通過点「目標」が設定されるよね.

って論法で目標を作り上げればいい.

夢がないんじゃなくて近眼なだけ

僕の場合, できてないこと「課題」を列挙すると, やるべきこと「目標」が見えるようになったんですよね.

  • 外国人と話せない / リファレンスを辞書繰って読むのめんどくさい
    • 英語話せるようになりたい
  • 自分が先輩になった途端, 僕が好きだった環境をサークルで実現できていないことに気づいた
    • 後輩にやりがいを持ってもらって参加できる環境を作ろう
  • 今まで生きてきて, 誰かに「本気で」喜んでもらっていない
    • 僕の能力で誰かを幸せに出来る職業に就きたい
  • 新潟の片田舎で収まりたくない
    • 東京で働こう

でも, このままじゃただただ「目標」なんですよね.

目標を掲げるのはいいんですが, プレッシャーに感じられて得てして楽しくない.

だったら, 楽しくすればいいじゃん !!! と, 楽しさをかけてみたら「夢」になることに記事を書いていて発見しました.

  • 英語話せるようになりたい × 人と話すのが楽しい = 世界の人と話せるようになる

  • 後輩にやりがい × 自分を認めてもらう嬉しさ = 後輩と信頼関係が生まれる

  • 僕の能力で誰かを幸せに出来る職業 × 試行錯誤して作るのが好き = エンジニアリング!

  • 東京で働こう × 友達も多くいる = 公私が充実する

僕の夢は,

「世界の人と話せる後輩に信頼された公私の充実した東京在住エンジニア」

なんですねーw はじめて言語化したけど...確かにとても僕の理想に近いかも(笑)

ここまで考えられれば3〜5年後の目標立てるのは, そんなに難しいことでもないのかなと思います.

ちなみに, 面接では「僕の能力で"その能力を持っていない誰か"も僕と同じように幸せに出来るエンジニア, 直近の目標は英語読めるようになりたい」と答えていました.

正直, railsの勉強と就活で全然英語の勉強できてないのが現状です...(;´∀`)

好きなこと/できないことを言語化すれば, 夢まで見えてくる

12月終わり, はじめての面接で全然自分について話せなくて落選.

自分は劣等だ, できないことばっかりだ...ととても悩んでいました.

今思うと, できないことばっかり考えてるから人に話せるわけがないんですよね.

そんなときは, 自分が好きなことや楽しかった環境を言語化することで, 「自分が大切にしているもの」, 「自分の強み」が見えてくるのかな, と思います.

つまり, それらが自分の「価値観」なんだろうなぁ...

その後に, 自分の価値観の中で, 「できていないこと」を探す.
そして, 自分の「目標」ひいては「夢」を見据えればいいのかな, と思いました.


つぎは, 内定先を決めなきゃな.


ゲームを好きな理由

僕の強み

  • 他人と同じ環境下で自身の力を試し, 試行錯誤で育てる力
  • 勝つために様々な方法で取り組む力(ビデオ撮影, チーム共有)
  • 1人ではなくチームで成果を出すことに喜びを得ること

僕はFPS(主観視点で銃で人と殺し合うゲーム)が大好きです.
小学5年生の時から今までずっと続けています. 他のゲームは殆どやりません.

FPSが好きな理由は, 相手と同装備/同環境下において対等に戦えるからです.

他の人と違うのは, プレイヤーの頭の中,判断力と読みと経験値のみです.
つまりキャラクターの強さをほとんど排除して, プレイヤー個人の能力のみで勝敗が決まるゲームです.

勝つ手段は他人以上の鍛錬を行うこととノウハウを身に付ける以外なく, その鍛錬がとても楽しいです.
自身のプレイ動画を見て反省しながら試行錯誤の中で勝つ方法, 負ける原因を追求していくことが好きです.

それゆえに, 戦いに勝ちそうな時, 死にそうなとき, 負けた時の感情は
他のゲームには代えがたいです. 本当に心臓がバクバクし体から汗が出ます.

一時期, チームに入って練習をしていた時期がありました.
仲間とともに談笑しながら情報を共有し練習する. 時には他チームと試合をして反省会をする. 1人で練習するよりもそんな雰囲気の中で仲間と共に勝ちを追求していくことが好きでした.

以上の理由からFPSが好きです(戦争は完全に反対派です).


iijmioをandroid5で動作させる.

使用端末

HTC desire eye (Android 5.0)

iijmio ウェルカムパックをandroid5の端末で動かすときのヒント

基本設定はIIJmioの公式サイトを見る.
そして, IPv6だとうまくつながらないので, IPv4固定にする.
simの抜き差しを繰り返す.

サポートセンターの回答も上記の内容を

発見したこと

私の端末では, 上記の方法ではうまくいかなかった. 通信方式をauto(2G/3G/4G)から3G固定にすると繋がるようになった.