See the Elephant

1992生まれのプログラマが書くエンジニアブログ

プレイ時間が人生を型取る

今日は 無意識 がテーマである.
poemライクになりそう.

無意識にやってしまうこと

あなたは, 無意識に取ってしまう行動を持っていないだろうか?
誰にでも1つや2つはあると思う.

例えば, 僕の場合は音楽を聴いていると無意識のうちに 打楽器 を聴いてしまう.

ボーカルよりもドラムやパーカッションといった打楽器が抽出されて聞こえるのである.

これは, 僕がドラムをやっていることが原因だと思う.
幼稚園(5歳)の演奏会から打楽器を始めて長く細く20年ほど経った.

小さい頃から何度も聴いているのに歌詞を知らない曲なんていっぱいある.
だけど打楽器のフレーズは覚えているのだ.

あなたにもそういった 無意識でやってしまうこと はないだろうか?

無意識にやっていることはプレイ時間が長くなる.

ある物事について考えている時間を プレイ時間 とここでは呼ぼう.

はじめは有意識でやっていたことが次第に習慣になり, 無意識に落とし込まれて行く.

有意識で続ける -> 日頃からそのことについて考えるようになる -> 無意識レベルでそのことをやる

無意識に行ってしまうことは長い目で見るとものすごくプレイ時間が長くなっていく.

何か別のことをしていても自然とそれができるようになる. そして, いつのまにか手札が多くなって行くのだ.

そのフローは物事の上達の1歩目だと思う.

僕の場合は, 無意識のうちにドラムを聴き続けることで叩けるフレーズのレパートリーが増えていた.

人によってゲームが違う

僕の場合はドラムだが, あなたにも思い当たることはないだろうか?

兄や義姉と話していて思い当たる節があった.

看護師をやっている義姉と一緒にYouTubeで弾き語り動画を見ていたとき, こんなことを言った.

「彼の足の色はちょっと変だ, そのうち糖尿病になって肺の病気になりそう」

兄は, 高校サッカーで全国大会にいった経験を持っている. 2018年のW杯日本代表のダイジェストを一緒に見ているときにこんな会話があった.

僕「長友めっちゃいいトラップするな」
兄「あれはみすトラップだけどたまたまいいところに転がっただけ」

義姉は身体について, 兄はサッカーについて無意識で判断できるレベルに到達している.

そこから見るに, 無意識で見ている部分は人によって違う.

それは有意識の積み重ねによってうまれ, それぞれの人間の無意識にすりこまれていく. それぞれがプレイしているゲームは違うのだ.

プレイ時間が人生を型取る

それぞれのゲームにかけるプレイ時間やゲームそのものの違いが人の違いを作って行く.

きっと無意識に刷り込まれるほどやっていることはその人の好きを代表するものだと思う.

好きなものこそ上手なれ とはよく言ったもので, プレイ時間×熱量 がその人の思想を作って行くと思う.

あなたが好きなものや無意識に刷り込まれるほど繰り返しているゲームはなんだろう?
どうやったらそれが最大限行かせるのだろう?

それがあなたのゲーム(人生)を型取る.

それを僕自身にも問いながら書いた.

今日はここまで.